子供は外遊びをしっかりしてほしいです。

私が小学校低学年の頃と言えば放課後は外遊びが中心でした。
毎日屋外で虫を捕ったり、草花を摘んでネックレスや花束を作ったり、色とりどりの花を
すりつぶして色水を作ってジュースやさんごっこをしたり、様々なことをして遊びました。
川へ行って探検のようなこともしました。

また公園でブランコや鉄棒、縄跳びなど毎日していたので、
意識しなくともそれなりに運動神経も良くなったのではないかと思っています。
もちろん親はついておらず子供だけで遊んだものです。

我が子が小学校低学年のの頃はどうだったかというと、不審者が出てさらわれたりしたら・・・
ということが心配で、公園までも送り迎えしたり、遊ぶ間ずっと親がついていたり。
女の子ということもありましたが、決して1人で行動させることはありませんでした。

毎日遊ぶと言っても今の時代の子供は習い事が忙しく、我が子もスイミング、ピアノ、学習塾と忙しく、
低学年と言えど暇を作らないと遊べないという状況でしたし、子供はすぐに家でゲームをしたがるので
それもとても困った事のひとつでした。
外遊びが毎日出来るわけではないので、何事も練習しなければ出来ないという環境でした。
逆上がり、二重跳び、自転車、自分の頃にはいつの間にか自然と遊びの中で出来ていたことが
親がついて特訓しないと出来ない今の子供たちは、とても可哀想に思ったものです。

今の時代安全に子供達をあそばせる場所もなかなかないので難しいですが、
学童保育などではこういう外遊びも沢山させてほしいです。
自然の中で身につく能力や、季節の移り変わり、生き物の命の儚さなど学ぶべきことが沢山あるからです。

さて私の孫の時にはどんな風に子供の放課後の過ごし方が変化しているのか、
少しでも改善されているように期待したいです。